所見に役立つ文例集 特別の教科 道徳 5年生 前期

道徳が教科化となり、所見を書かれるのに困っている方も多いかと思います。

親子がもらってうれしい所見の文例集です。所見を書くときに参考にしていただければ幸いです。

評価の仕方は学校や自治体によって様々なようで、通知表に記載する文章量にも差があります。

また、何を書けばいいのか、何を書いてはいけないのかの情報が行きかっており「これ」といった正解はまだ確立してません・・・

ここではその中でも「こんな風にかいたらいいんじゃないか」という例文をしょうかいしています。




学習内容別

「いじめをなくすために」(公正、公平、社会正義)

「いじめをなくすために」(公正、公平、社会正義)の学習では、いじめ問題についてのメッセージを読み、大人になってもいじめは忘れられるわけではないということを学びました。いじめられている人の人生に関わることなので、いじめは絶対にしてはいけないという思いをもちました。

「いじめをなくすために」(公正、公平、社会正義)の学習では、ただ見ている人の眼が一番悲しいのは、自分には仲間がいないと感じてしまうからだということに気付きました。いじめられている人を見たら、勇気をもって助け、いじめられている人の仲間になりたいという思いをもちました。

「ぬぎすてられたくつ」(節度、節制)

「ぬぎすてられたくつ」(節度、節制)の学習では、靴揃えについて父親から注意されてむしゃくしゃしながらも、自分のだらしなさに気付いて生活習慣を見直す主人公の姿から、毎日を気持ちよく過ごすには、言われなくてもやるべきことをできるようにすることが大切であることに気付きました。

「ぬぎすてられたくつ」(節度、節制)の学習では、靴揃えについて父親から注意されてむしゃくしゃしながらも、自分のだらしなさに気付いて生活習慣を見直す主人公の姿から、毎日を気持ちよく過ごすには、当たり前のことを当たり前にすることが大切であることに気付きました。

「ぼくがいるよ」(家族愛、家庭生活の充実)

「ぼくがいるよ」(家族愛、家庭生活の充実)の学習では、病気の母親が困っているから自分が支えたいという主人公の気持ちに共感しました。これからは全部お母さんに背負わせず、自分ができることは積極的に手伝いをしていきたいと意欲を高めました。

「ぼくがいるよ」(家族愛、家庭生活の充実)の学習では、病気の母親に「もっと休んでほしい」という思いから、自分にもっと頼るように言う主人公に寄り添いました。これから自分もお母さんのために手伝いを積極的にしたいという思いをもちました。

「ぼくがいるよ」(家族愛、家庭生活の充実)の学習では、病気の母親に「もっと頼ってほしい」と言う主人公の言葉について、お母さんの病気が悪くなってほしくない、お母さんを苦しめたくないという気持ちからであると考えました。これから自分も家族のために手伝いを積極的にしたいという思いをもちました。

「ぼくがいるよ」(家族愛、家庭生活の充実)の学習では、病気の母親に「もっと頼ってほしい」と言った主人公の言葉について、お母さんにもっと休んでほしいという気持ちからであると考えました。自分もこれからもっとお母さんの役に立ちたいという思いをもちました。

「ミッキーマウスの誕生」(希望と勇気、努力と強い意志)

「ミッキーマウスの誕生」(希望と勇気、努力と強い意志)の学習では、ミッキーマウスの映画が売れなくても、へこたれずにもっと頑張ろうというディズニーの気持ちを考えました。高い目標を立てて、困難を乗り越えるためには、勇気とやる気をもって一生懸命になることが必要であると学びました。

「もったいない」(自然愛護)

「もったいない」(自然愛護)の学習では、「一人くらいルールを守らなくてもいい」という気持ちが環境を破壊する心につながっていくと考えました。反対に、ルールを一人一人が守れば、それがつながり、環境を守ることになるということを学びました。

「もったいない」(自然愛護)の学習では、環境を破壊する心と守る心はどんな気持ちから生まれるのか多面的に考えることができました。「もったいない」を意識する、4Rを守る、SDGsを意識するなど、環境を守るために普段の生活で大切にしていきたいことについて学びを深めました。

「わたしはひろがる」(よりよく生きる喜び)

「わたしはひろがる」(よりよく生きる喜び)の学習では、「わたしはひろがる」とは、よい心が発達すること、悪い心がよい心に変わることであると考えました。自分の心を「ひろがる」ようにするために、人のことを考え、優しくすることを大切にしたいと意欲を高めました。

「言葉のおくりもの」(友情、信頼)

「言葉のおくりもの」(友情、信頼)の学習では、男女の仲を良くしようと働きかける登場人物の気持ちに共感していました。男女仲良く助け合うためには、クラス全員でできることを増やしたり、男女関係なく励まし合ったりすることが大切であると学びを深めました。

「言葉のおくりもの」(友情、信頼)の学習では、登場人物の女の子が男女で差別をせず、男子と助け合うことで、男女間の友情を深めようとしていることに気付きました。男女仲良く助け合うためには、お互いに悪口を言ったりせずに協力することが大切であるということを学びました。

「人生という教科」(善悪の判断、自律、自由と責任)

「人生という教科」(善悪の判断、自律、自由と責任)の学習では、人生という教科は国語や算数と違って、教科書や問題集がなく、自分で学んでいかなければいけないと考えました。自分の問題の答えを見付けるために、正しく生きて、積極的に学んでいきたいという思いをもちました。

「人生という教科」(善悪の判断、自律、自由と責任)の学習では、人生という教科は国語や算数と違って、自分で最後まで答えを見付けていかなければならないものであると考えました。自分の問題の答えを見付けるためには、自分で判断し、考えたことを行動に移していくことが大切であると学びを深めました。

「人生という教科」(善悪の判断、自律、自由と責任)の学習では、人生という教科は国語や算数と違って、自分で問題を作り、自分で答えを見付けなければならないと考えました。自分の問題の答えを見付けるために、自分と向き合い、直すべきところは直していきたいという思いをもちました。

「人生という教科」(善悪の判断、自律、自由と責任)の学習では、人生という教科は国語や算数と違って、全て自分で考えて行動しなければならないと考えました。自分の問題の答えを見付けるために、人間性を高め、みんなに優しく、前向きでポジティブな生き方をしていきたいという思いをもちました。

「世界に羽ばたく『航平ノート』」(希望と勇気、努力と強い意志)

「世界に羽ばたく『航平ノート』」(希望と勇気、努力と強い意志)の学習では、結果が悪くても、もっとうまくなりたいという思いで練習を頑張る内村航平選手の姿に共感していました。夢や目標をかなえるためには、どんなことがあっても練習を続けるなど努力をすることが大切であると学びました。

「電池が切れるまで」(生命の尊さ)

「電池が切れるまで」(生命の尊さ)の学習では、11歳という若さで亡くなった女の子の思いに寄り添いました。命の大切さについて学び、これから、自分や家族の命を大切にしながら生きていきたいという思いをもちました。

「電池が切れるまで」(生命の尊さ)の学習では、死を前に、お世話になった周りの人への感謝の思いで命に関する詩を書いた女の子の思いに寄り添いました。これからは、家族の命を大切にしながら、自分も精一杯生きていきたいという思いをもちました。

「電池が切れるまで」(生命の尊さ)の学習では、命をテーマに書いた主人公の詩でいじめがなくなったことはすごいという感想をもちました。病気や事故で苦しんでいる人がたくさんいるので、これからはそのような人たちを応援しながら、自分自身も命を大切にしていきたいと意欲を高めました。

ありがとう上手に

「ありがとう上手に」の学習を通して、自分の生活の周囲にはたくさんの人々の支えと善意があることに気付きました。今後 は自分もその恩返しがしたいという思いを深め、「ありがとう」といつでも言える自分になりたいと意識を高めました。

「ありがとう上手に」の学習を通して、友達の意見を聞きながら、様々な善意のもとに生活が成り立っている事を理解しようとする様子がみられました。今までの生活を見つめ、明るく楽しい生活を送ろうとする気持ちが持てています。

お互いの助け合いや感謝をテーマにした「ありがとう上手」にでは、普段の挨拶がしっかりできていると「ありがとう」も上手に言えるという感想をもちました。日常の挨拶も大きな声でするよう実践しようとしていました。

「ありがとう上手」にでは、挨拶を笑顔で言える人がありがとうも上手に言えるという感想をもちました。何かをしてもらったときに「ありがとう」と言う習慣をつけようと心掛けていました。

転校生がやってきた

「転校生がやってきた」の学習を通して、登場人物の言動から、人格を尊重し合うことの大切さに気付き、「みんなの良いところを見つけていきたい」と発言しました。より良い人間関係を築こうとする気持ちが深まっています。

「転校生がやってきた」の学習を通して、登場人物の言動から、相手の気持ちを考えて行動することが大切だと気付きました。今後も、学び合いながら友情を育てていこうという気持ちを高めました。

公平公正をテーマにした「転校生がやってきた」では、いじめについての考えを深めました。第三者の立場に立った時、自分だったらどんな行動をとるのか、どんな気持ちになるのか考え、たくさん発言していました。

「転校生がやってきた」では、いじめについての考えを深めました。いじめる側、いじめられる側両者の立場に立ち、自分がその場面にいたらどんな行動をとるのか、どんな気持ちになるのか考え、たくさん発言していました。

駅前広場はだれのもの

「駅前広場はだれのもの」の学習では、なぜきまりや約束があるのかについて理解を深めました。また、進んできまりを守る よさについて、いろいろな視点から考え、自分にできることは何かを考えるなど、意欲の高まりがみえました。

「駅前広場はだれのもの」の学習では、なぜ決まりがあるのかについて理解を深めました。また、「きまりを守ることは、自分が人に助けてもらうことにもつながっている」と考え、これからもきまりを守っていこうとする意欲を高めました。

規則の尊重をテーマにした「駅前広場はだれのもの」では、駅前の放置自転車を見て、安全・安心に過ごせるためのルールの大切さに気付きました。学習を通して、一人一人がしっかりときまりや約束をまもることが大切だと思い、まずは自分が実践したいという感想をもちました。

お父さんは救急救命士

「お父さんは救急救命士」の学習では、働く意義を理解し、「日本の人々の役に立ちたい」と進んで人のために力を尽くすこ との素晴らしさに気付いて、自身の将来の夢と関連付けて考えをまとめました。

「お父さんは救急救命士」の学習では、仕事の大変さや働く意義を理解しました。また、進んで人のために力を尽くすことの 素晴らしさに気付き「力強く、頼られる大人になりたい」という意欲が高まりました。

「お父さんは救急救命士」の学習では、自身の少年消防団での活動経験を ワークシートにまとめました。進んで人のために力を尽くすことの素晴らしさについての思いが伝わってきました。

「お父さんは救急救命士」の学習では、仕事の大変さや働く意義を理解しました。また、進んで人のために力を尽くすことの 素晴らしさに気付いて、「みんなが笑顔になったり、感謝されるような仕事を誇りをもってしたい」と意欲が高まりました。

見えた答案

「見えた答案」の学習では、登場人物の心情をよく理解し、自分に誠実に生きようとする気持ちが相手に対する誠実な対応と なることに気付きました。誠実な生き方をしようとする心を持っています。

「見えた答案」の学習では、登場人物の行動に自分を照らし合わせながら、自律的に行動しなければならない理由について、 ワークシートにまとめることができました。また、今までの自分を振り返ることができました。

いつも全力で

最後まで全力を尽くしてやり抜くことをテーマにした「いつも全力で」では、イチロー選手が自分自身のために努力していることに共感していました。学習を通して、継続した努力が大切であるという感想をもちました。

最後まで全力を尽くしてやり抜くことをテーマにした「いつも全力で」では、イチロー選手の常に全力で練習に取り組む姿勢から、目標に向けて努力する大切さに気付きました。自分自身を振り返った時、漢字の学習を継続して行いたいという感想をもちました。

「いつも全力で」では、結果ではなく過程の努力に価値があるという感想をもちました。漢字の学習など、継続した努力を普段の生活でも実践しようとしていました。




学習その他

善悪の判断や自由と責任をテーマにした「遠足の子どもたち」では、自由の中にもルールに基づいた行動をしていた登場人物に共感していました。学習を通して、自分のことだけでなく、他者に配慮した学校生活を過ごそうと実践しようとしていました。

「これって「けんり」?これって「ぎむ」?」では、兄弟で1台のゲームをどのように使うか、自分の立場に立った義務を考え発表しました。また、一人一人の気持ちや都合を考えつつ、クラスの中での義務にはどんなことがあるか深く考えていました。