教授・学習理論についてのまとめです。
教授・学習理論について重要な人物
コメニウス
近代教授学の祖
「直観教授」という教育理論を提唱。感覚の重要性をとく。
著書:『大教授学』『世界図会』
ルソー
子どもを小さな大人ととらえた子どもの発見者
消極教育論を唱える。
著書:『エミール』
ペスタロッチ
両道と教育を結合させた労作教育
直観教授・開発教授を提唱
著書:『隠者の夕暮れ』
ヘルバルト
教授の過程を4段階に分ける
明瞭→連合→系統→方法(4段階教授説)
著書:『一般教育学』
フレーベル
世界初の幼稚園を設立。
神や事物を認識さえる恩物を考案
著書:『人間の教育』
近代教授・学習理論
発見学習
提唱者:ブルーナー
学習者に知識の成長過程をたどらせることにより、知識を体系的・構造的に把握させる。
著書:『教育の過程』
問題解決学習
提唱者:デューイ
学習者が生活体験の中から自ら問題を発見し、実践的に解決していく。
著書:『学校と社会』
プログラム学習
提唱者:スキナー
オペラント条件付けの定義に元づく。
スモールステップの原理を利用。
完全習得学習
提唱者:ブルーム
明確な目標を設定、評価の実践、適切な指導により大半の学習者の学習達成が可能。
評価を診断的評価・形成的評価・総括的評価に分ける。
適正処遇相互作用(ATI)
提唱者:クロンバック
一人一人の適正に応じて指導方法を変える学習理論。
有意味学習
提唱者:オーズベル
学習に先立って先行オーガナイザー(予備知識)を与えることによって学習をとらえやすくする。
バズ学習
提唱者:フィリップス
グループ学習と討議法を組み合わせた学習法。
6人グループで6分間討議することから6-6討議法とも呼ばれる。