初任者研修とは
東京都の新規採用の教員にはもれなく「初任者研修」とうものがついてきます。
一生懸命(?)勉強してやっとの思いで教壇に立った人たちが辞めていく大きな理由の一つでもあります。
一般企業でも多かれ少なかれ新入社員にはある研修
当然教員の世界にもこの研修はありますが、大きな違いがあります。
それは、
教員の仕事をしながら加えて研修をする
ということです。
授業をして、校務分掌(学校の組織としての仕事)をし、若手なので当然研究授業も行い、さらに研修を行う。
これが3年間続きます。
(やっと終わったと思ったら10年目も同じように研修があります・・・)
もちろん研修は大切です。
ものを教える立場として自分も学ばなければいけません。
ですが、「研修があるからこの仕事はしなくていいよ」とか「先生は研修があるから宿題少なめね」とか「研修行ったからこの日は早く帰っていいよ」なんてことは全くありません。
逆に行政や親切(?)な周りの先生は、「初任者?年間3回研究授業しなさい」とか「初めてだから勉強のため学年便り作ってみよう」とか「夏休み?時間あるから研修行きなさい。宿泊で」とかとどめを刺しに来ます手厚く対応してくれます。
しかし文句を言っても改善されないし、やれと言われればやらなければいけないのが公務員の仕事。
何を言いたいかというと手を抜けるところは手を抜きましょうということです。
初任者研修に参加するとレポートの提出を求められます。(年間10回程度)
レポートの課題や学んだことの内容を記載したいと思います。
いくつか研修内容が異なるかもしれませんが、レポートの参考になれば幸いです。