前後の学年とのつながりを意識した国語科年間カリキュラムのまとめです。
年間指導計画を作る時や、全体とのかかわりを把握するときにお使いください
3学期制の1学期分となります。
目次
- 1 単元名 「みつけたよ」
- 2 単元名「はきはきあいさつ」
- 3 単元名「ほんがたくさん」
- 4 単元名「じをかこう」
- 5 単元名「あいうえおのうた」
- 6 単元名「あめですよ」
- 7 単元名「ふたとぶた」
- 8 単元名「みんなにつたえよう」
- 9 単元名「ねことねっこ」
- 10 単元名「ことばあそび」
- 11 単元名「あひるのあくび」
- 12 単元名「ぶんをつくろう」
- 13 単元名「かいがら
- 14 単元名「おばさんとおばあさん」
- 15 単元名「「はへを」をつかってぶんをつくろう」
- 16 単元名「こえのゆうびんやさん」
- 17 単元名「よんでねきいてね」
- 18 単元名「どうやってみをまもるのかな」
- 19 単元名「いしやといしゃ」
- 20 単元名「こんなことしたよ」
- 21 単元名「おおきなかぶ」
- 22 単元名「ほんはともだち」
- 23 単元名「えにっきをかこう」
単元名 「みつけたよ」
実施時期(時数)
4月(4)
単元の目標
○絵から見付けた言葉や想像したことなどを先生や友達に話し、話すことに慣れる。
評価規準
(関)絵から見付けたことや想像したことを、みんなに話そうとしている。
(話聞)絵から見付けたことや想像したことを話したり、友達の話を聞いた
りしている。
(読)絵の中から様々なものを見付け、お話の展開や会話などを想像している。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○先生や友達の言葉や話に興味や関心をもち、親しみをもって聞いたり、話したりする。
○絵本や物語などに親しみ、興味をもって聞き、想像をする楽しさを味わう。
円滑な接続への留意点
○幼稚園や保育園の生活からの接続がスムーズにできるように、一日のスタートに手遊び歌や読み聞かせなどを取り入れ、話しやすい雰囲気を作る。さらに、かけ図を用意したり、互いの話を聞きやすいように子供を一箇所に集めたりする。
上学年等での学習事項
第2学年
「ばめんに気をつけて読もう」
・お手紙
○場面ごとに人物のしたことや気持ちに気を付けて、お話を読む。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・各場面の絵からお話の展開を想像する。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・場面の絵を見て、描かれているものを見付けたり、会話を想像したりして話す。絵と言葉を結んで声に出す。
・全体を通して、お話の筋を確かめる。
単元名「はきはきあいさつ」
実施時期(時数)
4月(2)
単元の目標
○場面に合わせて、はっきりとあいさつをする。
評価規準
(関)あいさつの言葉に興味をもち、周りの人にあいさつをしようとしている。
(話聞)挿絵の場面や生活の中の場面に応じたあいさつの言葉を考えて言っている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○親しみをもって日常のあいさつをする。
円滑な接続への留意点
○「あいさつをしよう」という意欲が高まるように、あいさつをすることのよさを振り返らせる。
上学年等での学習事項
第2学年
・ことばで絵をつたえよう
○大事なことを落とさずに順序よく説明する。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
教科書の絵を見ながら、場面に応じたあいさつの言葉を考える。はっきりとした発音であいさつをする。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・生活の中でどんなあいさつをしているかを思い出し、場面に合わせたあいさつの言葉を言う。
単元名「ほんがたくさん」
実施時期(時数)
4月(3)
単元の目標
○本に興味をもち、読み聞かせを楽しんだり、読みたい本を選んだりする。
評価規準
(関)本に興味をもち、好きな本を選ぼうとしている。
(読)読み聞かせを楽しんで聞いたり、選んだ本を見たりしている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○絵本や物語などに親しみ、興味をもって聞き、想像をする楽しさを味わう。
円滑な接続への留意点
○読み聞かせをした本に関心がもてるよう、表紙の絵や題名、作者名を提示し、読み聞かせ後は、児童が身近に本を手に取れるように学級文庫に置く。
上学年等での学習事項
第2学年
・としょかんへいこう
○図書館の利用の仕方を知り、本を読む。
・本は友だち
○読書の楽しさを理解し、自分の興味に合わせて本を選んで読む。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・学級文庫や学校図書館へ行き、本に興味をもつ。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・興味を持った本を選んで、読み聞かせを聞いたり、自分で読んだりする。
単元名「じをかこう」
実施時期(時数)
4月(3)
単元の目標
○言葉や文字に関心をもち、平仮名を書く。
評価規準
(関)平仮名に興味をもち、丁寧に書こうとしている。
(言)書くときの姿勢や鉛筆の持ち方、字形や筆順に気を付けて、平仮名を書いている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○日常生活の中で、文字などで伝える楽しさを味わう。
円滑な接続への留意点
○形に気を付けて書けるように一画一画丁寧に指導する。
○鉛筆の持ち方に気を付けさせる。
上学年等での学習事項
第2学年
・かたかなで書くことば
○片仮名で書く言葉についてまとめ、正しく使う。
・かん字の書き方に気をつけよう
○漢字の筆順と画数について理解する。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・教科書の絵や写真をもとに、書くときの姿勢や鉛筆の持ち方について学習する。運筆の練習をする。字形や筆順に注意しながら、易しい字形の平仮名を書く。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・習った文字で語を作って書く。
単元名「あいうえおのうた」
実施時期(時数)
4月(5)
単元の目標
○語のまとまりや、音と文字とのつながりを意識して読んだり書いたりする。
評価規準
(関)「あいうえおのうた」を楽しんで音読したり、言葉集めをしたりしようとしている。
(読)絵と言葉をつないで意味を考えながら音読している。
(言)姿勢や鉛筆の持ち方に気を付けて、平仮名を書いている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く。
○日常生活の中で、文字などで伝える楽しさを味わう。
円滑な接続への留意点
○口形を意識してはぎれよく発音するため、口形の見本となる写真や自分の口形を確かめる鏡を用意させる。
上学年等での学習事項
第2学年
・組みあわせたことばをつかおう
○複合動詞の構成や意味を理解し、言葉への関心を深める。
・なかまになることばをあつめよう
○仲間になる言葉に関心をもち、言葉を集めたり分類したりする。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・言葉と絵をつないで、「あいうえおのうた」をリズムよく音読する。
・教科書を見て、「あ」「い」「う」「え」「お」やそれらを含む語を、口形や音節に注意して発音する。
・平仮名を書く練習をする。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・連ごとに分担したり動作化したりして音読する。
・「あ」「い」「う」「え」「お」から始まる言葉を集めて発音する。
単元名「あめですよ」
実施時期(時数)
5月(4)
単元の目標
○言葉のリズムを楽しんで読む。
評価規準
(関)言葉のリズムを楽しんで、お話を読もうとしている。
(読)絵と文を結び、登場人物の様子や気持ちを想像しながら読んでいる。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く。
○絵本や物語などに親しみ、興味をもって聞き、想像をする楽しさを味わう。
第1学年
・みつけたよ
○絵から見付けた言葉や想像したことなどを先生や友達に話し、話すことに慣れる。
円滑な接続への留意点
○言葉のリズムを楽しむことができるように、何度も音読をさせる。
上学年等での学習事項
第2学年
・組みあわせたことばをつかおう
○複合動詞の構成や意味を理解し、言葉への関心を深める。
・なかまになることばをあつめよう
○仲間になる言葉に関心をもち、言葉を集めたり分類したりする。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・お話を読み進めながら、登場人物を順番にとらえる。言葉の響きから、人物の様子や気持ちを想像しながら音読する。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・動作化しながら楽しんで音読する。
単元名「ふたとぶた」
実施時期(時数)
5月(3)
単元の目標
○清音と濁音・半濁音との違いを理解し、正しく読み書きして、言葉への関心をもつ。
評価規準
(関)濁音・半濁音を含む語に関心をもち、言葉集めをしようとする。
(言)濁音・半濁音を含む語を正しく読んだり、書いたりしている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く。
○日常生活の中で、文字などで伝える楽しさを味わう。
円滑な接続への留意点
○似た文字に注意して正しく濁音の付いた言葉を書けるよう、唱え歌で繰り返し発音や意味の違いをとらえる時間を設定する。
上学年等での学習事項
第2学年
・組みあわせたことばをつかおう
○複合動詞の構成や意味を理解し、言葉への関心を深める。
・なかまになることばをあつめよう
○仲間になる言葉に関心をもち、言葉を集めたり分類したりする。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・教科書の言葉遊びの詩を読んで、清音・濁音・半濁音の違いに気付く。
・清音の語と濁音・半濁音を含む語を比較し、発音や意味の違いを理解する。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・濁音や半濁音を含む語を集める。
単元名「みんなにつたえよう」
実施時期(時数)
5月(3)
単元の目標
○みんなの前で丁寧な言葉遣いで話すことに慣れる。
評価規準
(関)自分のことを話したり、友達の話を聞いたりする活動に楽しんで取り組もうとしている。
(話聞)話型に注意して話している。友達の話をうなずきながら聞いている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○先生や友達の言葉や話に興味や関心をもち、親しみをもって聞いたり、話したりする。
○したり、見たり、聞い
たり、感じたり、考えたりなどしたことを自分なりに言葉で表現する。
○人の話を注意して聞き、相手に分かるように話す。
円滑な接続への留意点
○学級や学年の友達に自分を知ってもらえるように、相手の目を見て話したり聞いたりするよう助言する。
上学年等での学習事項
第2学年
・ことばで絵をつたえよう
○大事なことを落とさずに順序よく説明する。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・教科書の絵を参考にして、みんなに話したいことを考える。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・教科書の話型を参考にして、みんなの前で話したり、友達の話を聞いたりする。
単元名「ねことねっこ」
実施時期(時数)
5月(3)
単元の目標
○促音を正しく読み書きして、言葉への関心をもつ。
評価規準
(関)促音を含む語に関心をもち、言葉集めをしようとしている。
(言)促音を含む語を正しく発音したり、読み書きしたりしている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く。
○日常生活の中で、文字などで伝える楽しさを味わう。
第1学年
・ふたとぶた
○清音と濁音・半濁音との違いを理解し、正しく読み書きして、言葉への関心をもつ。
円滑な接続への留意点
○似た文字に注意して正しく促音の付いた言葉を書けるよう、唱え歌で繰り返し発音や意味の違いをとらえる時間を設定する。
上学年等での学習事項
第2学年
・組みあわせたことばをつかおう
○複合動詞の構成や意味を理解し、言葉への関心を深める。
・なかまになることばをあつめよう
○仲間になる言葉に関心をもち、言葉を集めたり分類したりする。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・教科書の言葉遊びの詩を読んで、促音の発音と表記に気付く。
・促音を含む語と含まない語、促音の「っ」と清音の「つ」を比較し、発音と表記の違いを理解する。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・促音を含む語を集めたり、読み書きしたりする。また、「~を~」の文を提示して「を」の使い方を理解する。
単元名「ことばあそび」
実施時期(時数)
5月(3)
単元の目標
○言葉遊びを通して語や文字についての関心を高め、平仮名の読み書きを習熟する。
評価規準
(関)言葉遊びに興味をもち、楽しんで取り組もうとしている。
(言)しりとりやクロスワードなどの言葉遊びの仕組みを理解し、当てはまる言葉を探している。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く。
円滑な接続への留意点
○様々なことばあそびを通して、言葉に興味をもたせる。
上学年等での学習事項
第2学年
・組みあわせたことばをつかおう
○複合動詞の構成や意味を理解し、言葉への関心を深める。
・なかまになることばをあつめよう
○仲間になる言葉に関心をもち、言葉を集めたり分類したりする。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・しりとりやクロスワードをして言葉遊びを楽しむ。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・教科書に掲載されたもの以外のしりとりやクロスワードを用意して、それらを解いて楽しむ。
単元名「あひるのあくび」
実施時期(時数)
5月(4)
単元の目標
○言葉のリズムを楽しみながら詩を音読し、五十音表について理解する。
評価規準
(関)言葉のリズムを楽しみ、詩を音読しようとしている。
(読)語のまとまりに気を付けて、「あひるのあくび」を音読している。
(言)五十音表の特徴を理解し、正しく読み書きしている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く。
第1学年
・あめですよ
○言葉のリズムを楽しんで読む。
円滑な接続への留意点
○体を動かしたりリズムをとったりしながら、「あひるのあくび」の唱え歌を繰り返し読む。
上学年等での学習事項
第2学年
・組みあわせたことばをつかおう
○複合動詞の構成や意味を理解し、言葉への関心を深める。
・なかまになることばをあつめよう
○仲間になる言葉に関心をもち、言葉を集めたり分類したりする。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・正しくはっきりとした発音で「あひるのあくび」を音読し、好きな部分を視写する。
・口形や発音に注意して五十音表を音読し、その特徴に気付く。
・濁音・半濁音のある行について知り、五十音表、濁音・半濁音表を視写する。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・自分たちの「あひるのあくび」を創作して発表し合う。
単元名「ぶんをつくろう」
実施時期(時数)
5月(3)
単元の目標
○助詞「が」を使って主語と述語のある文を書く。
評価規準
(関)助詞「が」を使って文を書こうとしている。
(書)主語と述語のつながりを考えて文を書いている。
(言)主語と述語の関係や句点の使い方を理解している。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く。
○日常生活の中で、文字などで伝える楽しさを味わう。
円滑な接続への留意点
○様々な文例を提示し、主語と述語をはっきりさせる。
上学年等での学習事項
第2学年
・「お話カード」を書こう
○読んだ本について、簡単な感想を書く。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・教科書の三つの文を視写して、助詞「が」の働きや句点の意味を理解する。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・教科書の絵を見て,「○○が~する。」の形で主語と述語のある文を書く。
単元名「かいがら
実施時期(時数)
5月(5)
単元の目標
○様子を思い浮かべながらお話を楽しんで読む。
評価規準
(関)お話を楽しんで読もうとしている。
(読)文と挿絵をつないで、様子を思い浮かべながら読んでいる。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く。
○絵本や物語などに親しみ、興味をもって聞き、想像をする楽しさを味わう。
第1学年
・みつけたよ
○絵から見付けた言葉や想像したことなどを先生や友達に話し、話すことに慣れる。
円滑な接続への留意点
○読み聞かせをし、お話を楽しむことができるようにする。
上学年等での学習事項
第2学年
「はっきりとした声で読もう」
・かくれんぼ
○はっきりとした声で、すらすらと声に出して読む。
「ばめんに気をつけて読もう」
・お手紙
○場面ごとに人物のしたことや気持ちに気を付けて、お話を読む。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・お話全文を読み、登場人物をとらえてあらすじをつかむ。
・場面ごとに区切って、くまの子やうさぎの子の行動や気持ちを想像しながら音読する。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・役割読みをしながら全文を読み、くまの子やうさぎの子に伝えたいことを発表する。
単元名「おばさんとおばあさん」
実施時期(時数)
5月(3)
単元の目標
○長音を正しく読み書きして、言葉への関心をもつ
評価規準
(関)長音を含む語に関心をもち、長音を正しく表記しようとしている。
(言)長音を含む語を正しく発音したり、読み書きしたりしている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く。
○日常生活の中で、文字などで伝える楽しさを味わう。
第1学年
・ふたとぶた
○清音と濁音・半濁音との違いを理解し、正しく読み書きして、言葉への関心をもつ。
・ねことねっこ
○促音を正しく読み書きして、言葉への関心をもつ。
円滑な接続への留意点
○長音を含む語と含まない語を提示し、違いを分かりやすくする。繰り返し発音させる。
上学年等での学習事項
第2学年
・組みあわせたことばをつかおう
○複合動詞の構成や意味を理解し、言葉への関心を深める。
・なかまになることばをあつめよう
○仲間になる言葉に関心をもち、言葉を集めたり分類したりする。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・教科書の言葉遊びの詩を読んで、長音の発音と表記に気付く。
・長音を含む語と含まない語を比較し、発音と表記の違いを理解する。長音表記の原則を理解する。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・「エ列」「オ列」の長音表記の例外を知る。長音を含む語を発音しながら書いて、長音の表記を理解する。
単元名「「はへを」をつかってぶんをつくろう」
実施時期(時数)
6月(3)
単元の目標
○助詞「は」「へ」「を」を正しく使って、文を書く。
評価規準
(関)助詞「は」「へ」「を」を使って文を書こうとしている。
(書)語と語のつながりを考えて文を書いている。
(言)助詞「は」「へ」「を」を正しく使って文を書いている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く。
○日常生活の中で、文字などで伝える楽しさを味わう。
第1学年
・ぶんをつくろう
○助詞「が」を使って主語と述語のある文を書く。
円滑な接続への留意点
○この学習だけでなく、通年を通して、書く学習で指導していく。
上学年等での学習事項
第2学年
・組みあわせたことばをつかおう
○複合動詞の構成や意味を理解し、言葉への関心を深める。
・なかまになることばをあつめよう
○仲間になる言葉に関心をもち、言葉を集めたり分類したりする。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・「は」「へ」「を」を含む文を音読したり視写したりして、助詞「は」「へ」「を」の発音や使い方を知る。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・教科書の文を視写したり、自分の経験を書いたりして、助詞「は」「へ」「を」を使った文を書く。句読点の使い方や書き方を知る。
単元名「こえのゆうびんやさん」
実施時期(時数)
6月(3)
単元の目標
○話をしっかり聞いて、他の人に正しく伝える。
評価規準
(関)人に伝えるために、しっかりと聞こうとしている。
(話聞)話を集中して聞き、聞いたことを正しく伝えている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○人の話を注意して聞き、相手に分かるように話す。
第1学年
・みんなにつたえよう
○みんなの前で丁寧な言葉遣いで話すことに慣れる。
円滑な接続への留意点
○みんなの前で話すときにはどのような話し方をしたらよいか考えさせるとともに、相手意識をもたせる。
上学年等での学習事項
第2学年
・ことばで絵をつたえよう
○大事なことを落とさずに順序よく説明する。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・教科書の例を実際にやってみながら、「こえのゆうびんやさん」のやり方を知る。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・役割を交代しながら「こえのゆうびんやさん」を楽しみ、正しく聞いたり伝えたりする練習をする。
単元名「よんでねきいてね」
実施時期(時数)
6月(4)
単元の目標
○自分の経験を短い文で書いて相手に伝える。
評価規準
(関)伝えたい経験を選び、文に書こうとしている。
(書)経験したことを思い出し、短い文で書いている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○したり、見たり、聞いたり、感じたり、考えたりなどしたことを自分なりに言葉で表現する。
○日常生活の中で、文字などで伝える楽しさを味わう。
第1学年
・ぶんをつくろう
○助詞「が」を使って主語と述語のある文を書く。
・「はへを」をつかってぶんをつくろう
○助詞「は」「へ」「を」を正しく使って、文を書く。
円滑な接続への留意点
○一番伝えたいことが分かるようにする。
上学年等での学習事項
第2学年
・「お話カード」を書こう
○読んだ本について、簡単な感想を書く。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・学校での経験を思い出し、書いて伝えたいことを考える。
・書きたいことを1~2文で書く。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・書いたものを友達に読んでもらったり、みんなの前で読みあげたりする。
単元名「どうやってみをまもるのかな」
実施時期(時数)
6月(6)
単元の目標
○書かれている内容を正しく読み取る。
評価規準
(関)動物の身の守り方に興味をもち、正しく読み取ろうとしている。
(読)文章のまとまりをとらえ、問いかけの文とそれに対する説明の内容を正しく読み取っている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○日常生活に必要な言葉が分かる。
円滑な接続への留意点
○問いかけの文とそれに対する答えという文の構造を分かりやすくする。
上学年等での学習事項
第2学年
「書いてあることを正しく読もう」
・たんぽぽ
○順序に気を付けて読み取る。
「せつめいの文をくらべて読もう」
・ふろしきは、どんなぬの
○二つの説明の文を比べて、違いを考える。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・題名や挿絵とつないで全文を読み、文章のあらましをとらえる。
・それぞれの動物の身の守り方を正しく読み取る。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・教科書の挿絵にある動物の身の守り方について、教材文と同じような述べ方で発表する。
単元名「いしやといしゃ」
実施時期(時数)
6月(4)
単元の目標
○拗音を正しく読み書きして、言葉への関心をもつ。
評価規準
(関)拗音を含む語に関心をもち、拗音を正しく表記しようとしている。
(言)拗音を含む語を正しく発音したり、読み書きしたりしている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く。
○日常生活の中で、文字などで伝える楽しさを味わう。
第1学年
・ふたとぶた
○清音と濁音・半濁音との違いを理解し、正しく読み書きして、言葉への関心をもつ。
・ねことねっこ
○促音を正しく読み書きして、言葉への関心をもつ。
・おばさんとおばあさん
○長音を正しく読み書きして、言葉への関心をもつ。
円滑な接続への留意点
○拗音を含む語と含まない語を提示し、違いを分かりやすくするとともに、繰り返し発音させる。
上学年等での学習事項
第2学年
・組みあわせたことばをつかおう
○複合動詞の構成や意味を理解し、言葉への関心を深める。
・なかまになることばをあつめよう
○仲間になる言葉に関心をもち、言葉を集めたり分類したりする。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・教科書の言葉遊びの詩を読んで、拗音の発音と表記に気付く。
・拗音を含む語(拗長音・拗促音含む)を発音しながら書いて、拗音の表記を理解する。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・拗音を含む語と含まない語を比較し、発音と表記の違いを理解する。
単元名「こんなことしたよ」
実施時期(時数)
6月(4)
単元の目標
○経験したことから題材を選び、文章に書いて知らせる。
評価規準
(関)自分の経験したことや感じたことを振り返り、伝えようとしている。
(書)相手意識をもち、主述の照応や句読点の表記などに注意して、文章を書いている。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○したり、見たり、聞いたり、感じたり、考えたりなどしたことを自分なりに言葉で表現する。
○日常生活の中で、文字などで伝える楽しさを味わう。
第1学年
・ぶんをつくろう
○助詞「が」を使って主語と述語のある文を書く。
・「はへを」をつかってぶんをつくろう
○助詞「は」「へ」「を」を正しく使って、文を書く。
・よんでねきいてね
○自分の経験を短い文で書いて相手に伝える。
円滑な接続への留意点
○自分の経験したことや感じたことが伝えられるようにする。相手意識をもって、読み手に分かりやすく書くようにする。
上学年等での学習事項
第2学年
・「お話カード」を書こう
○読んだ本について、簡単な感想を書く。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・家の人に知らせるという目的をもって、学校で経験したことの中から知らせたいことを考える。
・主述の照応や句読点の表記などに注意しながら、読み手を意識して文章に書く。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・書いたものを発表する。
単元名「おおきなかぶ」
実施時期(時数)
7月(6)
単元の目標
○様子を想像しながら、お話のおもしろさを楽しんで読む。
評価規準
(関)お話に興味をもち、場面の展開を楽しんで読もうとしている。
(読)次々に人物が加わる様子や、かぶが抜けたときの気持ちを想像して読んでいる。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○生活の中で言葉の楽しさや美しさに気付く。
○絵本や物語などに親しみ、興味をもって聞き、想像をする楽しさを味わう。
第1学年
・かいがら
○様子を思い浮かべながらお話を楽しんで読む。
円滑な接続への留意点
○吹き出しや動作化を取り入れ、登場人物の様子や行動を読み取りやすくする。
上学年等での学習事項
第2学年
「はっきりとした声で読もう」
・かくれんぼ
○はっきりとした声で、すらすらと声に出して読む。
「ばめんに気をつけて読もう」
・お手紙
○場面ごとに人物のしたことや気持ちに気を付けて、お話を読む。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・お話を音読し、あらましをとらえる。感じたことを発表し合う。
・場面ごとに人物の行動を読み取り、会話を想像して気持ちを考える。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・6回の「うんとこしょ、どっこいしょ。」の違いを考え、動作化しながら音読する。
・登場人物にあてた手紙の形で、簡単な感想を書く。
単元名「ほんはともだち」
実施時期(時数)
7月(3)
単元の目標
○読みたい本を探して読み、読書を楽しむ。
評価規準
(関)読みたい本を見付けようとしている。
(読)読みたい本を選んで、読んでいる。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○絵本や物語などに親しみ、興味をもって聞き、想像をする楽しさを味わう。
第1学年
・ほんがたくさん
○本に興味をもち、読み聞かせを楽しんだり、読みたい本を選んだりする。
円滑な接続への留意点
○読み聞かせをし、お話を楽しむことができるようにする。
上学年等での学習事項
第2学年
・としょかんへいこう」
○図書館の利用の仕方を知り、本を読む。
・本は友だち
○読書の楽しさを理解し、自分の興味に合わせて本を選んで読む。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・教科書に紹介された本の中から、おもしろそうだと思う本を選んで、読み聞かせをしてもらったり自分で読んだりする。
・学級文庫や学校図書館で読みたい本を見付けて読む。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・気に入った本について友達と感想を伝え合う。
単元名「えにっきをかこう」
実施時期(時数)
7月(4)
単元の目標
○生活の中で経験したことを絵日記で伝える。
評価規準
(関)心に残った経験を思い出し、絵と文章で伝えようとしている。
(書)どんな出来事かが伝わるように、絵と文章で表現している。
下学年等での既習事項
幼稚園教育要領
○したり、見たり、聞いたり、感じたり、考えたりなどしたことを自分なりに言葉で表現する。
○日常生活の中で、文字などで伝える楽しさを味わう。
第1学年
・よんでねきいてね
○自分の経験を短い文で書いて相手に伝える。
・こんなことしたよ
○経験したことから題材を選び、文章に書いて知らせる。
円滑な接続への留意点
○自分の経験したことや感じたことが伝えられるようにする。相手意識をもって、読み手に分かりやすく書くようにする。
上学年等での学習事項
第2学年
・「お話カード」を書こう
○読んだ本について、簡単な感想を書く。
基礎的な知識及び技能の確実な定着を図る学習の例
・生活を振り返り、おもしろかったことや楽しかったことなど心に残ったことについて話し合う。
・書くことを決め、絵と文章で表す。
思考力、判断力、表現力や問題解決能力等をはぐくむ学習の例
・書きあげたものを掲示したり発表したりする。友達の書いたものを見て感想を伝え合う。