道徳が教科化となり、所見を書かれるのに困っている方も多いかと思います。
親子がもらってうれしい所見の文例集です。所見を書くときに参考にしていただければ幸いです。
評価の仕方は学校や自治体によって様々なようで、通知表に記載する文章量にも差があります。
また、何を書けばいいのか、何を書いてはいけないのかの情報が行きかっており「これ」といった正解はまだ確立してません・・・
ここではその中でも「こんな風にかいたらいいんじゃないか」という例文をしょうかいしています。
目次
学習内容別
「うんどうぐつ」(善悪の判断、自律、自由と責任)
「うんどうぐつ」(善悪の判断、自律、自由と責任)の学習では、間違っていると感じることを見逃さず、良いことをすすんで行おうと考えていました。困っている友達を助けるために、言いづらいことでもはっきりと言うことの大切さについて経験から気付いていました。自分がやられたらどう思うかと言ってやめさせると強い気持ちをもっていました。
「うんどうぐつ」(善悪の判断、自律、自由と責任)の学習では、間違っていると感じることを見逃さず、良いことを進んで行おうと考えていました。困っている友達は、とても嫌な気持ちになっていると想像し、言いづらいことでもはっきりと言うことの大切さやすがすがしさについて経験から気付いていました。
「うんどうぐつ」(善悪の判断、自律、自由と責任)の学習では、自分が間違っていると感じた友達の行動を見逃さず、良いことをすすんで行おうと考えていました。困っている子の味方になり、どのように言ったら相手の行動をやめさせられるか、具体的に自分の生活と結び付けて考えていました。
「くりのみ」(友情、信頼)
「くりのみ」(友情、信頼)の学習では、どんぐりを隠したきつねがうさぎの優しい行動を見て涙を流した意味をうさぎが優しくしてくれたことと、自分の行動を反省したからと理解していました。自分だったら正直に本当のことを言って謝って、仲良くしたいと考えていました。
「くりのみ」(友情、信頼)の学習では、どんぐりを隠したきつねがうさぎの優しい行動を見て涙を流した意味を反省したからと理解していました。自分がきつねだったら正直に言うか、次からもうしないようにするのかを想像して考えていました。
「くりのみ」(友情、信頼)の学習では、どんぐりを隠したきつねがうさぎの優しい行動を見て涙を流した意味を反省したからと理解していました。二つしかないくりのみを一つあげた姿に心を打たれ、自分もそうしたいと考えていました。
「となりのジェニーちゃん」(国際理解、国際親善)
「となりのジェニーちゃん」(国際理解、国際親善)の学習では、言葉が通じない二人が仲良くなれた理由を、「友達になりたい」という気持ちから勇気をもって話しかけたことで心が通じ合ったのではないかと考え、自分の経験を振り返っていました。
「となりのジェニーちゃん」(国際理解、国際親善)の学習では、言葉が通じない二人が仲良くなれた理由を「友達になりたい」「一緒に遊びたい」という強い気持ちがあり、「仲間だから」という思いをもって、よりよい関係を築こうとしていたからだと考えていました。
「ノンノンだいじょうぶ」(生命の尊さ)
「ノンノンだいじょうぶ」(生命の尊さ)の学習では、主人公が熱が下がった時の朝がすてきに思えたのは、治そうとした自分だけではなく、心配して看病してくれた家族のおかげで治り、元気になれたからだと自分のことに置き換えて考え、周りの支えにも気付き、感謝していました。
「ノンノンだいじょうぶ」(生命の尊さ)の学習では、熱が下がった時の朝がすてきに思えたのは、治そうとした自分だけではなく、心配して看病してくれた家族のおかげで治り元気になれたからと考えていました。健康でいると遊んだり、おいしく食べたりすることができると改めて普段の生活を振り返っていました。
「はしの上のおおかみ」(親切、思いやり)
「はしの上のおおかみ」(親切、思いやり)の学習では、おおかみの役割演技をしたことで、おおかみとくまの違いに気付き、ひどいことをしてしまったことを反省するおおかみの気持ちに共感していました。これからも思いやりの気持ちをもって接していこうという意欲を高めていました。
「はしの上のおおかみ」(親切、思いやり)の学習では、おおかみの役割演技をしたことで、おおかみとくまの違いに気付き、ひどいことをしてしまったことを反省するおおかみの気持ちに共感していました。言い方や態度で相手の受け取り方が変わることを理解し、これからも思いやりの気持ちをもって接していこうという意欲を高めていました。
「はしの上のおおかみ」(親切、思いやり)の学習では、おおかみの役割演技をしたことで、おおかみとくまの行動の違いに気付いていました。自分がおおかみの立場だったら、悲しい思いをさせてしまった相手に対してきちんと謝り、今後は思いやりの気持ちをもって接していこうという意欲を高めていました。
「はしの上のおおかみ」(親切、思いやり)の学習では、くまの優しい行動を見て、ひどいことをしてしまった自分の行動に気付き、反省するおおかみの気持ちに共感していました。これからもくまがした行動のように、思いやりの気持ちをもって友達に接していこうという意欲を高めていました。
「ぽっかぽか」(礼儀)
「ぽっかぽか」(礼儀)の学習では、けんかした後に二人が順番を譲ったり、「ありがとう」と言ったりしたことで仲良くなったことから、ちょっとした相手を思う心遣いや行動で互いの気持ちがよくなることに気付き、自分の経験を振り返っていました。言葉に出して伝える大切さにも気付いていました。
「ぽっかぽか」(礼儀)の学習では、けんかした後に二人が順番を譲ったり、「ありがとう」と言ったりしたことで仲良くなったことから、ちょっとした相手を思う心遣いや行動によって「心がぽっかぽかで、幸せな気持ちになる」ということに気付き、自分の経験を振り返っていました。
「大あわてのトラッピー」(節度、節制)
「大あわてのトラッピー」(節度、節制)の学習では、どんな状況であっても、身勝手でわがままな行動や発言をしないで、周りの人のことを考えた行動をすることの大切さに気付いていました。あらかじめしておいた方がよいことを具体的に考え、自分はそうならないよう気をつけようと考えていました。
「大あわてのトラッピー」(節度、節制)の学習では、どんな状況であっても、身勝手でわがままな行動や発言をしないで、周りの人のことを考えた行動をすることの大切さに気付いていました。後悔しないためにあらかじめしておいた方がよいことを具体的に考え、自分だったらそうするかを考えていました。
その他
「お正月」(伝統と文化の尊重、国や郷土を愛する態度)の学習では、日本のお正月の過ごし方の中に、幸せを願うたくさんの思いがあることに興味をもっていました。自分の生活を振り返り、他の行事や遊び、食事にもどんな意味があるのか考えていました。
「サバンナの子ども」(家族愛、家族生活の充実)の学習では、大変な仕事にも嫌がらずにやる理由を、家族が笑顔になっているから、感謝してくれるからと、自分が家で手伝いをしたことを思い浮かべながら考えていました。家族の一員として役割を果たす大切さにも気付いていました。
「さるきちのいたずら」(規則の尊重)では、情報に関する約束やきまりについて考えることを通して、公共物を使うときに大切にしたいことを考えていました。「誰かが困る」「いけないことだ」と自分が思ったことは、もし友達がやっていても正しく判断して絶対にやらないと強く心に決めていました。
「七つぼし」(感動、畏敬の念)の学習では、柄杓が金や銀に変わった理由について、女の子がお母さんのために一生懸命がんばったから、優しくて勇気がある行動が伝わったからだと考えていました。美しいものには自然だけでなく、人間の行為や気持ちにもあると気付いていました。